掲載開始日:2024年8月14日更新日:2024年8月14日
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令和6年5月30日(木曜)13時00分~13時29分
江藤利彦委員長、島津久友委員、山下恵子委員
警察本部長、警務部長、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、サイバー戦略局長、情報通信部長、総務課長、監察課長
サイバー戦略局長から
について報告があった。
委員が「MiCSの会長はどの団体になるのか。」旨質問したところ、サイバー戦略局長から「デンサンに会長をしていただいており、事務局もデンサンになる。」旨の説明を受けた。
委員が「IPAは前回説明をいただいたが、そことの連携は深まっているのか。」旨質問したところ、サイバー戦略局長から「今回IPAの方に講演をしていただいている。」旨の説明を受けた。
委員が「ネット関係の主要な県内企業はMiCSに大体入っていると思って良いか。」旨質問したところ、サイバー戦略局長から「サイバーセキュリティを事業とする大きな企業は、おおむね入っていると思われる。MiCSに入会するには、既に会員となっている企業の2社以上からの推薦が必要である。」旨の説明を受けた。
委員が「情報セキュリティ10大脅威とは何か。」旨質問したところ、サイバー戦略局長から、「これはIPAが発表しているものであり、2024年10大脅威ということで個人と組織で分かれている。個人は、1.インターネット上のサービスからの個人情報の窃取、2.インターネット上のサービスへの不正ログイン、3.クレジットカード情報の不正利用、4.スマホ決済の不正利用、5.偽警告によるインターネット詐欺、6.ネット上の誹謗中傷、デマ、7.フィッシングによる個人情報等の詐取、8.不正アプリによるスマートフォン利用者への被害、9.メールやSNS等を使った脅迫、詐欺の手口による金銭要求、10.ワンクリック請求等の不当請求による金銭被害である。組織の10大脅威は、1.ランサムウェアによる被害、2.サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃、3.内部不正による情報漏えい等の被害、4.標的型攻撃による機密情報の窃取、5.修正プログラムの公開前を狙う攻撃、6.不注意による情報漏えい等の被害、7.脆弱性対策情報の公開に伴う悪用増加、8.ビジネスメール詐欺による金銭被害、9.テレワーク等のニューノーマルな働き方を狙った攻撃、10.犯罪のビジネス化といった内容である。これらを発表することによって注意喚起を促している。」旨の説明を受けた。
刑事部長から
について報告があった。
委員が、「検挙された外国人はベトナム人が多いという説明があったが、部内通訳人にベトナム語を使える人はいないのか。」旨質問したところ、刑事部長から、「1名いるが現在育児休業中である。」旨の説明を受けた。
委員が「スマホのアプリに通訳機能などもあるが、これを使うのは道案内程度と考えてよいか。」旨質問したところ、刑事部長から「簡単な会話であればスマホの通訳アプリ等で対応できるが、取調べ等難しい言葉で長時間となれば通訳人に依頼する必要がある。」旨の説明を受けた。
委員が「警察大学校の研修は全部の種類の言語に派遣しているのか。」旨質問したところ、刑事部長から「全部ではなく、英語、中国語、韓国語等主な言語を対象に派遣しており、その他の言語については民間の方にお願いしている。」旨の説明を受けた。
委員が「県警察学校の語学専科は別になるのか。」旨質問したところ、刑事部長から「県の警察学校では、部内の通訳人の語学力の維持・向上を目的に行なっている。」旨の説明を受けた。
交通部長から
について報告があった。
委員が、「キャンペーンの参加者は団体だけであるが一般人に呼びかけが届くのか。」旨質問したところ、交通部長から「キャンペーンを実施する場所は、高速道路のインターチェンジを過ぎてすぐの所に車を止めるスペースがあるので、一般の通行人をそちらに誘導して、キャンペーンのチラシやグッズを配布することとしている。」との回答を受けた。
委員が「交通安全の啓発が主眼であり、取締りを強化するということではないのか。」旨質問したところ、交通部長から「交通取締りは従来どおり実施しているが、この作戦は取締りを強化するのが目的ではない。この時期は暑くなり始め、注意力が散漫になり、それが原因で事故になるということが多く、この期間に集中してキャンペーンを実施し、交通事故防止について特にお願いしている。」旨の説明を受けた。
委員が「スマホを見ながら運転している人が多いと感じる。車だけでなく自転車を運転しながらスマホを見ている人が特に多いので、取締りも必要と感じるがどうか。」旨質問したところ、交通部長から「確かにスマホを使用しながらの運転は多いと認識している。よって現在は、パトカーの赤色灯を点灯させて走行することにより、一般の運転手に緊張感を持っていただき、交通違反をしないように、警察の姿を見せる活動を行なっている。」旨の説明を受けた。
本部長から、「交通部長の説明に補足させていただくが、ながらスマホについては指導警告をきちんとやっているため御安心いただければと思う。参考までであるが、本国会に提出された道路交通法改正法案においては、自転車のながらスマホについても反則行為の対象となる。それと同時に自転車の違反にも青切符が適用され、自転車のながらスマホが違反の対象となるという制度改正が行われる予定なので、自転車のながらスマホについても改正法の施行後については、指導警告なり取締りを行なっていくということになる。」旨の説明があった。
宮崎県公安委員会
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電話:0985-31-0110