トップ > 防災・安全・安心 > 防犯・交通安全 > 公安委員会 > 会議録 > 令和6年 > 令和6年10月31日開催の宮崎県公安委員会会議録

掲載開始日:2024年12月17日更新日:2024年12月17日

ここから本文です。

令和6年10月31日開催の宮崎県公安委員会会議録

開催日時

令和6年10月31日(木曜)14時05分~15時23分

出席者

公安委員会

島津久友委員長、山下恵子委員、江藤利彦委員

警察本部

警察本部長、警務部長、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、首席監察官、情報通信部長、
警察学校長、サイバー戦略局長、総務課長

第1.議事の概要

1.報告

(1)9月県議会定例会の開催結果について

警務部長から

  • 開催日程、質問状況、提出議案等、採決結果等

について、それぞれ報告があった。
委員が、「警察官のなり手不足解消のための、県警が行なっている取組について伺いたいという質問にはどのように回答したのか。」旨質問したところ、警務部長から「警察がこれまで行なっている採用募集活動や、捜査体験会、SNSによる情報発信等を行なっていることについて回答している。」旨の説明を受けた。

(2)令和6年度宮崎県殉職警察官慰霊祭の開催について

警務部長から

  • 日時、場所、祭式、主催、式次第、参列者

について報告があった。

(3)令和6年秋の叙勲等の受章者について

首席監察官から、

  • 受章者、伝達式、拝謁、発令日

について報告があった。
委員が、「これまで皆様が頑張ってきた結果である。おめでとうございます。」旨発言した。

(4)ひなたCTF大会の開催結果について

サイバー戦略局長から、

  • 開催日時・場所、参加者、CTF競技の結果、参加者の感想

について報告があった。
委員が、「是非恒例行事としていただき、学生の意識を高めていただきたい。」旨発言した。
委員が、「CTFとは何の略か。」旨質問したところ、サイバー戦略局長から「CaptureTheFlagの頭文字であり、もともとは陣取りゲームのことを言っていたようであり、パソコンの中でヒントから問題を解決していくというものである。」旨の説明を受けた。
委員が、「どれくらい点を取ると想定していたのか。」旨質問したところ、サイバー戦略局長から「問題が難しすぎるのではないかと作成者側は考えていたが、学生側に聞いてみたところ、『難しかったが、手応えがありちょうど良かった。』との意見であった。」旨の説明を受けた。

(5)夕暮れ時の早めの点灯・ピカピカ運動の実施について

交通部長から、

  • 実施期間、主催、運動の重点、期間中の主な取組

について報告があった。
委員が、「反射材の効果はどれくらいあるのか。」旨質問したところ、交通部長から「車のライトがハイビーム状態であれば、反射材を付けていれば約100メートル先まで分かる。更にここ数年の夜間の死亡事故で、被害者の方が反射材を付けていた数は0である。」旨の説明を受けた。
委員が、「逆に言えば、反射材を付けていれば死亡事故に遭わないということになるので、その点をもっとアピールすることで、反射材を付けようというモチベーションが上がるのではないか。」旨発言した。
委員が、「反射材を常に携行してもらうための工夫を考えることで更に反射材を使っていただけると思うので、その点も検討していただきたい。」旨発言した。

(6)10月22日からの豪雨に伴う被害状況及び警察措置について

警備部長から、

  • 気象警報等の発表状況、警戒警備体制、被害状況、110番受理状況、要救助事案の発生

について報告があった。

(7)令和6年度宮崎県サイバーテロ対策協議会総会の開催結果について

警備部長から、

  • 開催の目的、開催日時・場所、出席者、総会の内容

について報告があった。
委員が、「デジタルフォレンジックとサプライチェーンの意味を教えていただきたい。」旨質問したところ、警備部長から「今回行なったデジタルフォレンジック研修は、実際にウィルスに感染した場合に、電源をオフにするとウィルス情報が消失してしまうため、電源をオフにする前に、ウィルスのデータを保存する方法を実際に演習で行なったものである。」旨の説明を受けた。更に本部長から「補足すると、フォレンジックとは鑑識という意味で、パソコンのデータについて鑑識活動を行うというニュアンスである。鑑識を行うためには先立って現場保存を行うが、その現場保存に相当する部分を研修したという説明である。」旨の説明があった。
警備部長から「サプライチェーンとは、事務事業関係の供給網のことを言っており、原材料の調達、原材料を基に製造、製造から販売するという一連の供給網を言うが、これがコンピュータウィルスによって遮断されてしまうという事例が実際にある。そこで実際にコンピュータウィルスが仕込まれた際の対処方法について今回研修したものである。」旨の説明があった。
委員が、「スパークジャパンの教育事業室の方は、サイバーテロの対処方法に卓越した方なのか。」旨質問したところ、警備部長から、「講師の先生は、IT業界で25年にわたりエンジニアとして活躍されており、かなり高度なスキルを持っている方である。」旨の説明を受けた。

(8)その他

  1. 委員が、「届出自動車教習所」「外国の運転免許から日本の運転免許への切替について」質問したところ、交通部長から
    「届出自動車教習所」については
    自動車教習所の違い、県内の自動車教習所の実態、運転技能、指導員の資格、指導員の技能向上に向けた取組
    「外国の運転免許から日本の運転免許への切替について」は
    外免切替の概要、外免切替による令和5年中の運転免許取得状況、知識、技能確認通過率、技能確認方法
    についてそれぞれ説明を受けた。
  2. 委員が、「国民が犯罪を起こさない、犯罪被害に遭わないための取組等について」質問したところ、生活安全部長から
    非行防止教室の実施状況、サイバーセキュリティーカレッジの実施状況、少年の立ち直り支援活動の実施状況、訓練等の実施状況、犯罪防止に関する情報発信状況、「闇バイト」対策
    について説明を受けた。
    委員が、「いろいろな取組をやっていただいているのがよく分かった。日本の治安が良い理由が分かった。」旨発言した。
  3. 委員が、本日で公安委員会委員の任期が終了する旨のあいさつを行なった。
  4. 本部長から、本日で公安委員会委員の任期を終える委員に対し、「公安委員会委員として、3期9年もの間御指導いただきありがとうございました。」旨の発言があった。

第2.意見の聴取・聴聞

運転免許課長から、運転免許の行政処分に関し、被処分者の出欠状況、点数制度に基づく基本量定、意見の聴取・聴聞結果等の報告があり、公安委員合意でそれぞれの処分を決定した。

第3.決裁

  1. 公安委員会に対する苦情受理について(総務課)
  2. 苦情申出に対する調査結果について(総務課)

お問い合わせ

宮崎県公安委員会  

〒880-8509 宮崎県宮崎市旭1の8の28

スマートフォン版を表示する