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掲載開始日:2024年8月14日更新日:2024年8月14日

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令和6年6月6日開催の宮崎県公安委員会会議録

開催日時

令和6年6月6日(木曜)14時00分~15時15分

出席者

公安委員会

江藤利彦委員長、島津久友委員、山下恵子委員

警察本部

警察本部長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、サイバー戦略局長、情報通信部長、総務課長

第1.議事の概要

1.議題

宮崎県公安委員会が委嘱した留置施設視察委員に対する表彰(感謝状)の推薦について

警務部長から

  • 表彰の根拠、表彰の種類、被表彰者の要件、被表彰者

について報告があった。

委員が、「3年間、コロナの期間でありながら、しっかり頑張っていただき、ありがとうございました。」旨発言した。

2.報告

(1)令和6年度少年補導功労者表彰受賞者(栄誉金章・銀章・銅章)の決定について

生活安全部長から

  • 受賞者、少年補導功労者表彰、功労の概要、表彰式の日時・場所

について報告があった。

委員が、「少年補導員は、地道に長く活動されるというのが重要だと思うし、ボランティアとして長きにわたりやっていただいたというのは本当に感謝しかない。今後ともこの方達に御活躍いただければと思っている。」旨発言した。委員が「表彰の功労の中に、『少年の非行防止又は健全育成のための活動に尽力し』とあるが、具体的にはどのような活動をしたのか。」旨質問したところ、生活安全部長から「街の中をパトロールしながらの街頭補導であったり、有害環境があれば警察に通報するなどして、地域と共同して対策を考えたり、他には少年非行に関する啓発活動などもしている。」旨の説明を受けた。

(2)クレジットカード不正利用に係る私電磁的記録不正作出・同供用及び窃盗事件の検挙について

サイバー戦略局長から

  • 検挙月日、場所、検挙課署、被疑者、被害法人、被害関係者、事件の概要、適用法条

について報告があった。

委員が、「クレジットカードを使われた方が被害関係者で、チェーンソーを売った会社が被害法人になるのか。」旨質問したところ、サイバー戦略局長から、「会社側が本来正しい人に売るべきところを、不法な行為によって被疑者に占有が移転しているため、窃盗の被害者となり、窃盗のためにクレジットカード情報を不正に使われた方が被害関係者となる。」旨の説明を受けた。
委員が、「被害関係者のAさんは、不正にクレジットカード情報を使われてすぐには気づかなかったのか。」旨質問したところ、サイバー戦略局長から「被疑者が不正に注文した時点では気づかず、クレジットカードの請求がAさんに来た時に心当たりのない請求があったため、警察に相談し、警察が捜査をして今回の事件が発覚したものである。」旨の説明を受けた。

(3)共同危険行為等の禁止違反事件の検挙について

交通部長から

  • 検挙月日、検挙課署、被疑者、事案の概要、適用法条

について報告があった。
委員が、「今回逮捕されたことで、しっかりと反省して立ち直ってほしいと思う。」旨発言した。

(4)令和5年度交通安全施設の整備結果について

交通部長から

  • 主な交通安全施設の整備結果、その他施設の整備結果

について報告があった。

委員が「ランク1からランク5までの振り分けは目視で行なっていると承知しているが、AIを使ってランク付けをするようなことにはならないのか。」旨質問したところ、交通部長から「宮崎県では警察署の警察官が目視で確認をしている。」旨の説明を受けた。

委員が「交通安全施設の整備がしっかりなされてこそ、交通ルールは守られると思うので、今後もよろしくお願いする。」旨発言した。

(5)宮崎県防災の日フェアにおける広報啓発活動の実施結果について

警備部長から

  • 実施目的、実施日時、実施場所、参加機関、広報啓発活動の内容、広報啓発活動の状況、来場者

委員が「今年1月に能登で震災被害が発生し、災害への関心も高まっている。そのような中、いろいろな機関が協力して動いているし、このように集まって共に広報啓発活動をすることで、皆さんの理解が深まると思う。」旨発言した。

(6)その他

  1. 委員が、トピックスとして、「改正道路交通法の概要、及び県民への周知方法について。」質問したところ、交通部長から
    〇携帯電話使用等及び酒気帯び運転の罰則規定の整備、自転車等に対する交通反則通告制度(青切符)の適用、周知方法
    について説明を受けた。
    委員が「自転車を運転している方々は、車両に乗っているという意識が薄いので、是非計画的に改正道路交通法の周知を進めていただきたい。」旨発言した。
  2. 委員が、トピックスとして、「非違事案防止に向けて今後更に重視すべきことがあれば教えていただきたい。」旨質問したところ、首席監察官から
    ○非違事案の発生状況、問題点、監察部門としての取組
    について説明を受けた。
    委員が「非違事案防止の教養が一人一人に届くのは難しいと思う。そのような中、グループ討議等で自分の意見を言うことで振り返ることもできるので、グループ討議を取り入れていただいているのは有効な手段だと思う。非違事案が起こらないよう、日頃から頑張っていただきたい。」旨発言した。
    委員が「具体的な事例を用いて教養していただくことで理解が深まると思うので、いろいろ工夫しながら非違事案防止の教養をしていただきたい。」旨発言した。

第2.意見の聴取・聴聞

運転免許課長から、運転免許の行政処分に関し、被処分者の出欠状況、点数制度に基づく基本量定、意見の聴取・聴聞結果等の報告があり、公安委員合意でそれぞれの処分を決定した。

第3.決裁

  1. 宮崎県公安委員会が委嘱した留置施設視察委員に対する表彰(感謝状)の推薦について(総務課)

お問い合わせ

宮崎県公安委員会  

〒880-8509 宮崎県宮崎市旭1の8の28

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