掲載開始日:2024年12月17日更新日:2024年12月17日
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令和6年8月8日(木曜)14時00分~15時12分
島津久友委員長、山下恵子委員、江藤利彦委員
警察本部長、警務部長、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、首席監察官、情報通信部長、
警察学校長、サイバー戦略局長、総務課管理官
警務部長から
について報告があった。
委員が、「音声ガイダンスの内容はどのような内容か。」旨質問したところ、警務部長から「警察本部の代表電話に電話をすると、まずは緊急の方は110番してくださいと流れ、その後、相談であれば1番を、免許関係であれば2番を押してください等とガイダンスが流れ、希望する番号を押すとそこにつながることになる。」旨の説明を受けた。
委員が、「1年前に都城で試行されたと思うが、そこで課題等はなかったのか。」旨質問したところ、警務部長から「実際に都城でトラブルになったとか、市民から苦情を受けたということはないが、本格運用するにあたり、ガイダンスの内容が本当にそれで良いのか等の検討はさせていただいた。」旨の説明を受けた。
委員が、「運用開始が警察署ごとに1週間ずれているのは、業者の設置作業等の関係か。」旨質問したところ、警務部長から「そのとおりである。」旨の説明を受けた。
警務部長から
について報告があった。
委員が、「術科大会を通じて職員の一体感が増し、また執行力も向上するのが一番良いことである。また、管区大会においても、剣道、柔道共に素晴らしい結果であった。」旨発言した。
生活安全部長から
について報告があった。
委員が、「県民の防犯意識を高めるために、一般家庭に対してどのように情報発信をしているのか。」旨質問したところ、生活安全部長から「防犯メールによる情報発信や、紙で地域安全情報を作成し、ネットワークを通じて配布したり、各交番・駐在所においてミニ広報紙を作成し、回覧板を通じて配布する等して情報発信を行なっている。」旨の説明を受けた。
委員が、「自転車盗難は増えているが、説明のあったように工夫して情報発信しても効果がないのか。」旨質問したところ、生活安全部長から「自転車盗難被害のうち7割5分が鍵をしていないことから、鍵をかけるように学校への働きかけや、パトロールを通じて仕掛学を活用し指導するなどしているが被害は増加傾向である。」旨の説明があり、更に本部長から、「仕掛学をつけるのは、公共施設の駐輪場に止めている自転車であるが、今生活安全部長から説明のあった自転車盗難の被害は、マンションやアパート等の集合住宅の駐輪場に止めてある自転車の被害も多く、公共施設以外は仕掛学を取り付ける対象外となっている実情がある。」旨の説明を受けた。
委員が、「自転車を盗まれる被害者は、中高生が多いのか、大人が多いのか。」旨質問したところ、生活安全部長から「被害場所は、駅等の駐輪場が約34%、集合住宅の駐輪場が約33%であり、ほぼ同数である。年齢的には、5割が中高生である。」旨の説明を受けた。
委員が、「宮崎県民は鍵に対する意識がない。被害者の年齢層等を分析すれば、どの層をターゲットにすればよいか見えてくると思うので是非対策を検討していただきたい。」旨発言した。
サイバー戦略局長から
について報告があった。
委員が、「サイバーサポートデスクとは何か。」旨質問したところ、サイバー戦略局長から「サイバー犯罪等の捜査のやり方や技術解析等について、一元的にサイバーサポートデスクでとりまとめて相談を受け、高度な情報通信に関する知識・技能を要する捜査の支援を行なっている。」旨の説明を受けた。
委員が、「サイバー犯罪とは具体的にどのような事案なのか。」旨質問したところ、サイバー戦略局長から「ネット空間の犯罪であり、不正アクセス等が代表的なものであるが、詐欺や脅迫等でもSNS等を利用して行うとサイバー犯罪となる。」旨の説明を受けた。
刑事部長から
について報告があった。
委員が、「特殊詐欺の被害額が減っている要因は何か。」旨質問したところ、本部長から「被害に遭ったが、被害届を出さないという方もおり、そのような場合はこの統計には入らないため、そこを加味すると実際は被害額が増えている可能性がある。」旨の説明があり、更に刑事部長から、「特殊詐欺は被害額が減っているが、SNS投資詐欺や、ロマンス詐欺等は今年の6月末で被害額が4億円を超えている。」旨の説明を受けた。
委員が、「被害届を出さないという話があったが、その理由は何か。」旨質問したところ、生活安全部長から「家族に知られたくないという理由で被害届を出さない方が多い。」旨の説明を受けた。
交通部長から、
について報告があった。
委員が、「交通事故死者数は昨年と同じ14名であるが、死亡事故は減らせないのか。」旨質問したところ、交通部長から、「今年発生の死亡事故の特徴は、港に車ごと転落した事故や、車が1台しか通らないような細い橋を走行中、何らかの原因で転落した事故、小動物を回避するためハンドルを切って路外逸脱した事故等の単独事故が多い。警察官が街頭に立ち、指導・取締りをしていても防げないような事故が多いが、今後も広報、啓発活動を通じて広く県民の方に安全運転をお願いし、事故抑止に努めていく。」旨の説明を受けた。
交通部長から、
について説明があった。
委員が、「真実の解明に努めていただきたい。」旨発言した。
運転免許課長から、運転免許の行政処分に関し、被処分者の出欠状況、点数制度に基づく基本量定、意見の聴取・聴聞結果等の報告があり、公安委員合意でそれぞれの処分を決定した。
宮崎県公安委員会
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