掲載開始日:2025年2月26日更新日:2025年2月26日
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令和6年11月14日(木曜)14時00分~14時55分
島津久友委員長、山下恵子委員、松山昭委員
本部長、警務部長、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、首席監察官、情報通信部長、警察学校長、サイバー戦略局長、総務課長
警備部長から
について、それぞれ報告があった。
委員が、「派遣期間に、年末年始が入っているが、派遣後に振替休はとれるのか。」旨質問したところ、警備部長から「帰県後に補完措置をとる予定である。」旨の説明を受けた。
警務部長から
について報告があった。
委員が、「本部主導の護送ということであるが、護送係の振り分けは、本部と警察署どちらに主導権があるのか。」旨質問したところ、警務部長から「基本的には本部が主導する。しかし人数が限られているので、警察署からの依頼順に護送を組み、人数が少ない警察署や、女性警察官が必要な護送等の依頼が重なれば、護送係を各署に振り分けて護送に従事するようにしている。」旨の説明を受けた。
委員が、「女性被疑者が入れる留置施設は日向警察署にしかないのか。」旨質問したところ、警務部長から、「令和5年3月までは、宮崎北警察署等の複数の警察署で留置していたが、令和5年4月からは日向警察署だけで女性被疑者を留置している。女性被疑者には女性警察官が対応する必要があり、複数の署にそれぞれ多くの女性警察官を配置できるわけではないため、日向署に女性警察官を集中させて、女性だけで対応できるようにしている。」旨の説明を受けた。
委員が、「遠方の警察署は大変だと感じていたが、本部の護送係を充実させることで、その負担が軽減していることがよく分かった。」旨発言した。
本部長から、「現在高岡警察署を移転建て替えて宮崎西警察署にする計画をしているが、宮崎西警察署ができたときには、女性専用留置施設をそちらに移設する計画である。」旨の説明があった。
委員が、「護送計画は何日くらい前に決定するのか。」旨質問したところ、本部長から、「逮捕した被疑者を48時間以内に検察官のところに連れて行かなければならないため、そういう意味では前日に護送の予定が突然入る事がある。また、公判は日程が決まっているため、事前に護送が把握できるが、検察官が急に明日取調べを行うと言えば翌日必ず連れて行かなければならないという場合もある。」旨の説明を受けた。
委員が、「そのような状況であれば、体制を組むのはなかなか大変だと思うが、工夫をしながら頑張っていただきたい。」旨発言した。
生活安全部長から、
について報告があった。
委員が、「加害者連絡は必ずしなければならないのか。」旨質問したところ、生活安全部長から、「禁止命令の措置を講じた加害者に対して原則として全員に実施するものである。1件実施していないが、これは、禁止命令を行なった後、刑務所へ収監が見込まれるため実施していない。」旨の説明を受けた。
委員が、「実施回数が46回であるが、ひとりに対して複数回行なっているということか。」旨質問したところ、生活安全部長から、「そのとおりである。最初は被害者に対する強い思いがあった加害者も、警察官が粘り強く繰り返し話を聞いていくことで、加害者の考えが軟化し、最終的には警察官と良好な関係になったという事例もある。」旨の説明を受けた。
委員が、「ストーカーの相談は年間どれくらいあるのか。」旨質問したところ、生活安全部長から、「令和5年が529件、令和4年が445件で、過去5年間で一番多かったのは、令和2年で607件である。」旨の説明を受けた。
委員が、「被害者に対して、加害者に連絡していることは伝えているのか。」旨質問したところ、生活安全部長から、「当然被害者にも連絡して、理解を得ている。被害者が加害者連絡を望まなければ、加害者連絡は実施していない。」旨の説明を受けた。
交通部長から、
について報告があった。
委員が、「宮崎では2か所だけということであるが、全国的にはどうなのか。」旨質問したところ、交通部長から、「全国的に普及は進んでおり、九州管内では本県が一番最後である。」旨の説明を受けた。
委員が、「アプリを入れておけば、他県でも使えるのか。」旨の質問したところ、交通部長から、「そのとおりである。」旨の説明を受けた。
委員が、「1か所設置するのに予算はどれくらいかかるのか。」旨質問したところ、交通部長から、「2か所で約540万円である。」旨の説明を受けた。
警備部長から、
について報告があり、続けて刑事部長から、
について報告があった。
委員が、「検視訓練の中にある遺族支援は、市役所が担当するのか。」旨質問したところ、刑事部長から「遺族支援は県警が担当する。」旨の説明を受けた。
委員が、「デンタルチェックは全て実施するのか。」旨質問したところ、刑事部長から「身元が明らかに判明している場合は実施しない。遺体の状況によって判断する。」旨の説明を受けた。
委員が、「倒壊建物は、実際に造っているのか。」旨質問したところ、警備部長から、「予算化して、事業者に建ててもらっており、実際に中から救助する訓練を行なっている。」旨の説明を受けた。
委員が、「この防災訓練の前に、机上訓練も行なっているのか。」旨質問したところ、警備部長から、「この総合防災訓練に関しては机上訓練は行なっていないが、県警独自で、防災訓練に関する机上訓練を実施している。」旨の説明を受けた。
委員が、「机上訓練だけでは見えない部分が多々ある。訓練を実施することで分かることがたくさんあるため、災害発生時に慌てないためにもこのような訓練をしっかりとやってもらいたい。」旨発言した。
委員が、「実際の現場では、ブルーシートをたくさん使うと思うが、備蓄はあるのか。」旨質問したところ、刑事部長から、「県警の備蓄もあるが、自治体や医師会もそれぞれ備蓄がある。」旨の説明を受けた。
委員が、「某ホームセンターから話を聞いたが、災害が発生すると、ブルーシートはあっという間に売れてなくなり、真に必要としている人が購入できないという状態になるそうである。その時になって調達しようとしても、購入が難しいと思うので、備蓄は必要だが、備蓄に加えて、ホームセンターとの供給協定のようなものが結べれば、より購入しやすくなるのではないかと思うので、可能であれば検討していただきたい。」旨発言した。
刑事部科学捜査研究所から、「科学捜査研究所の業務」についてテーマ報告があった。
運転免許課長から、運転免許の行政処分に関し、被処分者の出欠状況、点数制度に基づく基本量定、意見の聴取・聴聞結果等の報告があり、公安委員合意でそれぞれの処分を決定した。
宮崎県公安委員会
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