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掲載開始日:2023年8月28日更新日:2023年8月28日

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令和5年度都城保健所運営協議会の議事概要を公開します

1.開催日時

令和5年7月26日(水曜日)午後2時から午後3時30分まで

2.場所

都城保健所多目的室

3.出席者

(1)委員

田口委員、木佐貫委員、井上委員、梅元委員、海老原委員、落合委員、川路委員、坂元委員、瀬口委員、天神委員、濵田委員、原口委員、松尾委員、その他(オブザーバー)1名

(2)事務局

所長、総括次長、技術次長兼健康づくり課長、総務企画課長、衛生環境課長、健康管理担当副主幹、疾病対策担当副主幹、衛生担当副主幹、環境対策担当副主幹、監視指導担当主幹、各関係課職員

4.議題

(1)保健医療福祉調整本部の概要について

(2)新型コロナウイルス感染症の振返りと今後の感染症対策について

(3)地域猫の取組と促進について

(4)その他

5.議事要旨

(1)保健医療福祉調整本部について

(委員)

都城地域では、大規模災害時における医師、看護師等の確保はどうなっているのか。

(事務局)

医療従事者の確保については被災地では医療従事者も被災者となるため、地元でまかなえるかは正直不明であるが、県外から、医師・看護師・保健師等のDMAT・精神版のDPAT・リハビリ等、様々な支援チームが入ることが想定される。そのチームのマネジメントを行うことが調整本部の役割である。

(委員)

南海トラフ地震で沿岸地域が被災した場合、北諸県地域ではどのようなサポートができるのか。山之口に対策本部ができると聞いているが、私達はどういう立場でどのような心構えが必要か。

(事務局)

火山噴火や大雨等災害に応じて対応が違ってくるが、南海トラフ地震は近年に発生すると想定され、対策が求められている。内陸地域としては地震や津波による被害を受けた沿岸地域へ医療資源を届ける等の直接的支援もあるが、他県からの支援チームの参集地域拠点、物資の中継地域拠点としての役割も求められる。

(委員)

都城市郡医師会のDMATチームは県内でも有数なチームと自負しており、東日本大震災等大規模災害への出動等経験もある。南海トラフ地震への対応についても、自衛隊ヘリを使っての救助訓練、臨時病院の立ち上げ等、積極的に災害訓練を行なっているので、その点は安心してほしい。

(委員)

情報収集システムでは情報だけのシステムであり、災害時の物資の供給については対応していないのか。

(事務局)

調整本部は保健医療福祉関係の最適な人的配置がメインとなるので、物資の供給については、県もしくは地域の対策本部での対応となるのではないか。

(委員)

今後、災害対策本部が立ち上がるときは、保健所で保健医療福祉調整本部が立ち上がるということになる。今まで市町村は県へ連絡を取っていたが、これからは保健所が情報管理をするということか。

(事務局)

そのとおり。保健医療福祉については保健所に本部を立ち上げるという厚生労働省のコンセプトであり、その中で市町村職員も役割を担ってもらうということになる。

(2)新型コロナウイルス感染症の振返りと今後の感染症対策について

(委員)

コロナウイルス感染症が5類となって、私の地区でも夏祭り等行事が増えてきている。特に注意すべき点等助言があったら教えてほしい。

(事務局)

夏休みに入り、夏のイベントが盛り上がっている中、コロナ感染者がかなり増えてきている。5類移行後、行政側からの指導は法的な根拠が無い状態であり、マスクについても、個人の判断にゆだねられている。イベント開催の有無は、感染拡大防止からみれば自粛がよいが、社会的な面、地域の繋がり、教育的な面等を総合的に考慮して、イベントごとの判断になろうかと思われる。感染防止面から言えば、密な所でのマスク、手洗い消毒、換気等、今までの3年間の経験を踏まえての対応になろう。

(3)地域猫の取組と促進について

(委員)

当地区においても「地域猫」を2か所の公民館で進めている。他に2か所ほど希望があるが、15名分の書類提出や世話担当者を求められ、申請ができていない。書類等を少なくできないか。また説明が文章中心なので、実際の取組団体の紹介等状況を公表してもらえば、もっと取り組もうという団体も出てくるのでは。ただ、道路で死んでいる猫は少なくなった。

(事務局)

当所としては、地域猫の不妊去勢手術に飼い猫が入ることを危惧している。そのため、地域への周知は重要と考えており、書類等も多くなっている。今後「地域猫」制度が一般に浸透し手術等におけるリスクも減ってくれば、書類等も削減できると思われる。

(委員)

三股でも公園で行っており、餌やり等世話をしているが、環境の影響もあり、術後の管理等も難しい。もう少し簡単になれば申請も増えると思うが。

(事務局)

本県としては、次の2点を重要視している。

1.不妊去勢手術を動物愛護センターで行うため、そこまで運ぶことができるか。

2.飼い猫が間違って入らないように周知がされているか。

野良猫の寿命は約3年といわれており、地域猫による手術が進めば将来的に頭数管理もでき、環境問題も改善されると思われる。

6.資料

 

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