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掲載開始日:2024年7月1日更新日:2024年7月1日

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令和6年3月28日開催の宮崎県公安委員会会議録

開催日時

令和6年3月28日(木曜)14時00分~14時48分

出席者

公安委員会

江藤利彦委員長、島津久友委員、山下恵子委員

警察本部

警察本部長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、サイバー戦略局長、情報通信部長、総務課長

第1.議事の概要

1.議題

(1)石川県公安委員会からの援助の要求について

生活安全部長から

  • 援助を要求する公安委員会、援助を必要とする理由、人員・期間及び勤務形態、宿泊先

について報告があった。
委員が、「今回女性警察官が2名となっているが、女性警察官の派遣は初めてか。」旨質問したところ、生活安全部長から「これまでの援助要求では、自動車警ら部隊ということで、パトカーによるパトロールが主な勤務であったため、全て男性警察官を派遣していた。今回は被災者から話を聞くことが主な任務であるため、初めて女性警察官を2名派遣する。」旨の説明を受け、委員が「相談業務が中心になると思うので、ストレスもかかると思う。警察官のケアもよろしくお願いする。」旨発言した。

2.報告

(1)2月定例会の開催結果について

警務部長から

  • 開催日程、質問状況、提出議案等、採決結果

について報告があった。

委員が、「今回の特徴的な質問は何か。」旨質問したところ、警務部長から「議員からは、これまで同様、特殊詐欺の被害、交通事故の発生状況や対策に関する質問が多かった。今回の特徴的な質問としては、宮崎西警察署(仮称)移転の経緯という質問があった。」旨の説明を受けた。

委員が、「自転車のヘルメットについて、県内の現状や、警察職員の着用率に絞った質問などが出ているが、議員の方々は、警察はしっかり取り組んでいると認識されているということでよいか。」旨質問したところ、警務部長から「警察がやっていることについてご理解いただいており、警察職員の着用についても、一般県民よりも警察職員はしっかり着用していると認識されている。」旨の説明を受けた。

(2)令和6年「春の地域安全運動」の実施について

生活安全部長から

  • 目的、期間、主催、運動の重点、主な取組(予定)

について報告があった。

委員が、「子供と女性の犯罪被害防止というところで、青パトと連携をとって見ていただいている。今後も力を入れていただきたい。」旨発言した。

委員が「鍵をかけていない自転車が非常に多いと感じる。いろいろな方法により各学校に働きかけをお願いする。」旨発言した。
委員が「盗難の7割が無施錠ということであるが、駅の駐輪場も同じような割合か。」旨質問したところ、生活安全部長から「盗難被害に遭った自転車の7割が無施錠というのは、県内全体の割合であり、被害場所ごとの統計はとっていないが、駅の駐輪場においても同様の傾向と思われる。」旨の説明を受けた。
委員が「青パト隊という名称は、どのように決まったのか。」旨質問したところ、生活安全部長から、「パトカーは赤色の回転灯であるが、青パト隊は青色の回転灯をつけているため、青色のパトロールカー、通称「青パト」と呼んでいる。」旨の説明を受けた。

(3)サイバー戦略局発足式の実施について

サイバー戦略局長から

  • 日時、場所、出席者、式次第、服装等

について報告があった。

委員が、「サイバー空間は目に見えないものであるが、そこには犯罪者がおり、目に見えない相手にどう対処するのかというところで活躍されると思う。また、今まで以上の能力の研鑽が求められると思うので、その点でも頑張っていただきたい。」旨発言した。
委員が「新しくサイバー戦略局ができたということで、本当に期待されていると感じている。サイバー空間は見えないだけに変化に気づけないため、いろいろな形で啓発していただきたい。」旨発言した。

(4)令和6年春の全国交通安全運動の実施について

交通部長から

  • 実施期間、主催、運動の重点、春の交通安全運動開始式、警察署の主要行事

について報告があった。

委員が、「電動キックボードは思ったほど見かけないが、宮崎県ではあまり普及していないのか。」旨質問したところ、交通部長から「普及状況は把握していないが、キックボードの交通違反は令和5年中に2件検挙している。今後ともキックボードに限らず道路交通法に関しての取締りは徹底して行う。」旨の説明を受けた。
委員が「中高生が入学して新たに自転車通学を始める時期であり、恐らく交通ルールを守らない学生が増える時期だと思うので、ご指導をお願いする。」旨発言した。

(5)初任科入校式の実施について

警察学校長から

  • 実施日時・場所、入校生、参列者、式次第、服装等

について報告があった。

委員が、「入校する学生が、初任科の課程を修了して立派な警察官となることを期待している。ちなみに県外出身の方が数名いるということであるが、その方は、宮崎に何らかのつながりがあるのか。」旨質問したところ、警察学校長から「両親の実家が宮崎県であるという学生もおり、また、他県警も受験したが宮崎県警に合格し、宮崎県警に来たという学生もいる。」旨の説明を受けた。
委員が「昨年始めた初任科生サポーター制度が良かったと聞いている。今年もサポーターに初任科生をサポートしてもらい、早く学校生活になじんでもらいたい。」旨発言した。

(6)その他

  1. 警備部長から、当面の警備情勢について報告があった。
  2. 本部長から、「新体制となりましたが以前と変わらず頑張ってまいりますのでご指導よろしくお願いします。」旨の発言があった。

第2.意見の聴取・聴聞

運転免許課長から、運転免許の行政処分に関し、被処分者の出欠状況、点数制に基づく基本量定、意見の聴取・聴聞結果等の報告があり、公安委員合意でそれぞれの処分を決定した。

第3.交通規制の意思決定

交通規制課長から、信号機の新設及び一般交通規制(新規、変更、解除)について公安委員会意思決定伺いがあり、公安委員合意でそれぞれ意思決定がなされた。

第4.決裁

  1. 争訟事件に伴う指定代理人の指定手続について(監察課)
  2. 争訟事件に伴う訴訟代理人の委任手続について(監察課)
  3. 石川県公安委員会からの援助の要求について(生活安全少年課)

お問い合わせ

宮崎県公安委員会  

〒880-8509 宮崎県宮崎市旭1の8の28

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