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掲載開始日:2024年7月1日更新日:2024年7月1日

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令和6年4月11日開催の宮崎県公安委員会会議録

開催日時

令和6年4月11日(木曜)14時00分~14時47分

出席者

公安委員会

江藤利彦委員長、島津久友委員、山下恵子委員

警察本部

警察本部長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、サイバー戦略局長、情報通信部長、総務課長

第1.議事の概要

1.議題

(1)宮崎県公安委員会が委嘱した地域交通安全活動推進委員に対する表彰(感謝状)の推薦について

警務部長から

  • 表彰の根拠、表彰の種類、被表彰者の要件、被表彰者

について報告があった。

委員が、「多大なご貢献をいただいた方であることがよく分かった。」旨発言した。

2.報告

(1)特別捜査官研修制度について
(2)サイバー事案等捜査研修生制度について

刑事部長から

  • 特別捜査官研修制度、研修員の選考、研修員の指定等、研修期間、研修内容、令和5年度研修生の主な取り扱い、令和6年度の研修生

について、サイバー戦略局長から

  • サイバー事案等捜査研修制度、研修生の指定、選出基準及び研修生の人数等、研修内容、令和6年度の研修生

について報告があった。

委員が、「犯罪も複雑化して専門性も問われることから、一年間しっかりと勉強するという取組は非常によいことだと思う。兼務発令ということであるが、現所属のまま、研修生は宮崎市内に住居を移して本部に通うということか。」旨質問したところ、刑事部長から「特別捜査官は、刑事企画課に異動となり、それぞれ「捜査第一課」「捜査第二課」「組織犯罪対策課」との兼務がかかるといういずれも本部内での兼務という形になる。」旨の説明を受け、サイバー戦略局長からも「サイバーについても同じであり、研修生は本部内の各課に籍があり、サイバー企画課の兼務がかかっている。」旨の説明を受けた。
委員が、「若手が育つ制度が素晴らしいと感じる。研修生はどのように選ばれるのか。」旨質問したところ、刑事部長から「自分から希望する者もいるし、こちらから選んで指定することもある。」旨の説明を受けた。
委員が「年齢がいずれも30代で若いが、年齢制限があるのか。」旨質問したところ、刑事部長から「研修生の選出基準は、巡査部長という階級で、35歳以下となっている。」旨の説明を受けた。

(3)宮崎市大字塩路所在の一般住宅における死体遺棄事件の検挙について

刑事部長から

  • 検挙月日、場所、検挙課署、事件の概要、適用法条

について報告があった。

委員が、「今後の捜査もしっかりとお願いする。」旨発言した。

(4)災害警備本部設置訓練の実施結果について

警備部長から

  • 訓練の目的、訓練日時、場所、訓練参加人員、訓練項目、訓練状況

について報告があった。

委員が、「ドローンの受信映像を確認したというのは、災害警備本部に設置された機器に、映像を受信する物もあるということか。」旨質問したところ、警備部長から「災害警備本部では、ドローンの映像だけでなく、警察本部の屋上に設置されたカメラの映像や、県警ヘリに設置されたカメラ、通称「ヘリテレ」の映像も受信できる。」旨の説明を受けた。

委員が「日頃の訓練により、非常時に迅速に対応できるようになると思う。災害警備本部を設置するには時間はどれくらいかかるのか。」旨質問したところ、警備部長から「訓練では50分で災害警備本部を設置できた。今回は異動直後の訓練で、初めて訓練に参加する者もいたため一つ一つ確認しながら実施した結果であり、本番であれば更に早い時間で災害警備本部を設置することができると思う。」旨の説明を受けた。

委員が、「ドローンを実際に使う事案は、年に何回くらいあるのか。」旨質問したところ、警備部長から「災害用ドローンについては、まだ購入したばかりで実際に活動した記録はないが、数年前に発生した台風による椎葉村の崩落事故で行方不明者を捜索するため、他のドローンが出動している。」旨の説明を受けた。

(5)その他

  1. 委員がトピックスとして「交通事故件数減少率が2年連続1位の新聞記事の中に「22年に信号機のない一部の横断歩道を紅白に塗り替え、目立たせることで歩行者がいる時の停車率が向上。」とあるが、この紅白の横断歩道は全国的にも普及しているのか。」旨質問したところ、交通部長から「令和3年の調査結果であるが、41道府県で紅白の横断歩道は設置されている。県内のモデル横断歩道は当初27か所であったが、現在はそれから32か所増えており設置件数も増加している。」旨の説明を受けた。
  2. 委員がトピックスとして「同じ新聞記事に関し、交通事故件数減少率が2年連続1位となった具体的な要因は何か伺いたい。」旨質問したところ、交通部長から、交通事故抑止に向けた主な施策として「制限運転の推進」「歩行者保護の推進」について説明を受けた。
  3. 本部長から、「先ほど説明のあった災害警備本部の設置訓練について若干補足をさせていただく。今回の訓練は異動後初めてと言うことで50分かかっており、警備部長から実際にはもう少し早くなると説明があったが、これは、物理的に何もない状態から始まって、電話回線やモニターを設置し、災害警備対策本部要員の座る席も全て配置するまでに最終的にかかった時間が50分ということである。実際に震度6の地震が発生した場合には、総理官邸には早い段階で対策本部が設置され、それと同時に警察庁にも対策本部が設置されることとなる。本県も災害発生と同時に警備本部の設置を始めるが、電話回線がつながっていなかったとしても、発生から約20分以内には警備第二課から被災状況の第一報を報告し連携を図っていくのが実際の運用となる。」旨の発言があった。

第2.意見の聴取・聴聞

運転免許課長から、運転免許の行政処分に関し、被処分者の出欠状況、点数制度に基づく基本量定、意見の聴取・聴聞結果等の報告があり、公安委員合意でそれぞれの処分を決定した。

第3.決裁

  1. 宮崎県公安委員会が委嘱した地域交通安全活動推進委員に対する表彰(総務課)

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