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掲載開始日:2022年5月12日更新日:2022年4月22日
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令和4年4月22日(金曜日)15時30分から
防災庁舎43,44号室
本部員(本部長:知事、副本部長:副知事、本部員:各部局長等)
(永山副知事)
医療のひっ迫が生じない水準で感染を受け止めつつ、日常生活と社会経済活動の維持を図るため、今回、対応方針を見直すわけだが、これまで感染者数が高い水準で推移していたことから、飲食店とその関連産業、とりわけ社交飲食業においてお客が入らない状況が続き、経営が厳しい状況にあるという声が各地から届いている。県としては、認証店におけるプレミアム付き食事券であったり、全般的なプレミアム付き商品券関連の事業を既に予算化しており、これをいつ開始するのかということになっているが、ゴールデンウィークの感染状況や各種指標をしっかり見極めた上で、なるべく早く開始できるよう、関係部局は準備を進めてもらいたい。
(日隈副知事)
県の対応方針案として、5月15日までを目途に医療緊急警報を発令するとともに、県民の方々にも行動要請についてご理解いただき、そして、ワクチン接種の促進についても、市町村と一緒になってしっかりと取り組んでいく。
一方で、経済を回していくという視点もあるため、大型連休明けの感染状況等を把握した上で、具体的な検討をしていくことを前提に取り組んでいけば良いのではないかと思う。できれば6月頃には、商品券関係や飲食業関係の対応が出来ればいいと思っているが、大型連休明けに改めて議論させていただきたい。よろしくお願いする。
(商工観光労働部長)
プレミアム付き商品券については10億円の予算を組んでおり、各市町村に対して順次交付決定等を行なっている。各市町村の方でも準備が進んでおり、状況が落ち着けば開始できると考えている。
(知事)
本日、市町村長とのウェブ会議を行なったが、各市町村長としても、まずは感染を抑制していこうという思いが強い。飲食業関係が大変厳しい状況にあるという声は私のところにも届いており、感染抑制にある程度目途がついてくれば、一気にモードが変わってくると思っている。
この大型連休の感染拡大をなんとか抑えることができたならば、早い段階で経済回復に向けた取組を加速化させていくこともあり得る。今後の1週間、そして大型連休の感染状況がポイントになってくる。
(知事)
大型連休を前に、今後の対応方針について決定することができたところである。第7波はまだまだ厳しい状況が続いているが、現状に応じた対策を、しっかりとポイントを押さえて実施していくということをこの場で確認した。
昨日開催された協議会においても、基本的にはこの内容で了解いただいたが、この方針を適切に県民の方々に対して説明していくよう、強い要望、意見があった。様々な場面を通じて説明に努めていくが、その際にもポイントを押さえることが重要である。例えば、自宅療養をされる方がどのように対応すればいいのか、マニュアルを整備すべきではないかというご指摘もいただいた。必要な方に必要な支援が届くよう、ポイントを絞った対策を行なっていきたいと思う。
また、先日も都城や日向の保健所を訪問したが、現場は業務がひっ迫していると肌で感じたところである。今回、その負担軽減のためのポイントを絞った対策を決定したところであるが、全庁的にその危機感を共有し、取組を進めていきたい。
オミクロン株の特性に応じ、一方で、ワクチンや経口薬の開発が進んでいるという状況の変化に応じて対応方針の見直しを決定したわけだが、この内容をいかに県民の方々に理解していただき、方針に沿った行動をとっていただくかが重要である。過度に自粛や抑制するのではなく、また過度に軽く考えるのではなしに、これまで同様正しく恐れ、その時々の状況に合わせて対応していくことがポイントである。全国の状況を見ると、地方部において感染が急拡大する一方で、東京は減少傾向にあると、様々な報道等で県民の方々も知るわけだが、県外は既に感染が落ち着いているのではないかという緩みが生じて大型連休になってしまうと、連休明けに感染が拡大する状況になりかねない。国全体としても難しい舵取りが求められていると考えている。しっかりと適切に、ワクチン追加接種の促進等も進めながら、なんとか第7波を乗り切って次に進んでいきたいと考えている。引き続き協力をお願いする。
福祉保健部薬務感染症対策課感染症対策担当
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