GoToトラベルキャンペーンについて(2)

提言

（性別：男性、年齢：40代、50代）

定例会見で、知事が「感染流行地域」とする東京都や鹿児島県の往来について制限を設けない方針を示したが、新型コロナウイルスの感染拡大が大変不安だ。経済を回すことも大切だが、県民の健康あっての経済活動ではないのか。新型コロナウイルスの感染が拡大すれば、医療体制も十分に対応できるとも思えず、高齢人口比率の高い宮崎県は経済活動どころではない。「感染流行地域」の往来を制限してほしい。

回答

GoToトラベルキャンペーンについては、社会経済活動の維持・再生の観点から、国において取り組まれているもので、感染拡大により大きな影響を受けた観光業界からは期待の声があるところです。
一方、国内での感染が拡大しており、人の往来が活発化したことにより、県外からウイルスが持ち込まれているのではないかという県民の皆さまの不安の声も承知しているところであり、県としましては、来訪者に対し、発熱などの症状がある方には観光をご遠慮いただくことや、マスクの着用やソーシャルディスタンスの確保などの「旅エチケット」の徹底を周知してきたほか、県内宿泊施設や観光地などにおける安心安全対策のさらなる充実を図ることとしております。
また、全国的な感染の再拡大を受けて、7月以降、県内においても感染者の確認が相次ぎ、クラスター発生もあったことから、7月26日に感染拡大緊急警報を発令しました。7月30日の新型コロナウイルス感染症対策本部会議におきまして、県民の皆さまへ、県外との不要不急の往来自粛、休業要請の拡大、大人数の会食を避けること、県外の方と接する際の感染防止対策の徹底、高齢者・基礎疾患がある方や関係者は外出を慎重に判断することなどをお願いしていくこととなりました。今後、これ以上感染を拡大させないために必要な対策を講じてまいりたいと存じます。

（令和2年8月4日回答）