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掲載開始日:2021年2月18日更新日:2021年2月18日

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高病原性鳥インフルエンザの消毒ポイントについて

提言

(性別:男性、年齢:20代)

現在感染が広がっている鳥インフルエンザは、幹線道路の消毒ポイントが強制ではないため、意味がない状態である。交通がある程度遅れても、強制的に行わないと感染拡大は防げない。早急な対応をお願いしたい

回答

県内の各地域で発⽣が続いている⾼病原性⿃インフルエンザについては、感染した⿃のふん便や唾液などの分泌物にウイルスが含まれ、それが他の⿃の⼝や⿐から体内へ取り込まれることにより感染が拡がる家畜伝染病です。
本病が発⽣した場合は、法律に基づき消毒ポイントを設置することが定められていることから、県内での発⽣を受け、養鶏農場間でウイルスをまん延させる可能性のある養鶏関係⾞両と、希望する⼀般⾞両を対象とした消毒ポイントを県内各地に設置いたしました。
この中で、県では、消毒ポイントの設置箇所を養鶏関係者へ事前にしっかり周知し、養鶏業に関連する⾞両は確実にポイントで消毒するよう指導しています。さらに、各消毒ポイントに24時間体制で⼈員を配置し、ポイントに⼊った全ての⾞両をチェックするとともに、⾞両全体への消毒薬噴霧を⾏なっています。
⼀⽅、平成22年に本県で⼤流⾏した⼝蹄疫は、⿃インフルエンザより感染⼒が強いウイルスであり、空気感染もしてしまう非常に恐ろしい家畜伝染病です。このため、平成22年の発⽣当時は、⼝蹄疫非常事態宣⾔を⾏った上で、県内に数多くの消毒ポイントを設置し、通過する全⾞両を対象としたところです。
このように、⾼病原性⿃インフルエンザと⼝蹄疫では消毒ポイントの位置づけが異なる中、全ての養鶏関係⾞両と希望する⼀般⾞両の消毒によりウイルスの拡散を防⽌する対策を進めていますので、ご理解、ご協⼒をお願いいたします。
さらに、県内の養鶏農場では⽴⼊禁⽌の看板を設置し、必要のない者が農場へ近づくことを制限するとともに、農場内に侵⼊する⾞両の消毒も⾏なっていますので、引き続き、消毒ポイントの運営と併せて、⾞両による農場へのウイルスの持ち込み防⽌に努めてまいります。

お問い合わせ

農政水産部畜産局 畜産振興課肉用牛振興担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-27-3030

メールアドレス:shinsei-chikusan@pref.miyazaki.lg.jp