第16回宮崎県個人情報保護審議会議事録
1.日時
平成25年7月4日(木曜日)午前10時から午前11時15分まで
2.場所
県庁7号館3735号室
3.出席者
- 日野会長、澤田委員、林委員、南委員、山口委員
- 事務局:
- 川畠総務部参事兼総務課長、奥総務部副参事兼課長補佐(総括)、
- 松本主幹、比惠島主査、山本主任主事、森本主任主事
- 実施機関:
4.議題
- (1)会長の互選
- (2)会長職務代理者の指名
- (3)諮問第46号
個人情報の取扱い原則の例外事項について
(「オンライン結合による提供の制限」総務事務センター)
- (4)個人情報保護に関する最近の動きについて
(「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」(以下「番号法」という。)の概要説明)
- (5)個人情報保護制度の運用状況について
- (6)その他
5.議事経過と結果
(1)会長の互選
宮崎県個人情報保護審議会規則(以下「規則」という。)第2条第1項の規定に基づく委員の互選により、日野委員が会長に選任された。
(2)会長職務代理者の指名
規則第2条第3項の規定に基づく会長の指名により、澤田委員が会長職務代理者に選任された。
(3)諮問第46号(物品に係る電子調達システム関連)
事務局及び総務事務センターから、条例上の「オンライン結合の制限の例外事項」及び諮問案件について概要説明を行なった。
- 総務事務センターから、条例の解釈誤りにより、県警本部を「他の実施機関」とみなしていなかったため、平成24年10月の制度導入前に諮問を行なうべきであったところ、行なっていなかったことに対する説明と謝罪が述べられた。
(主な質疑)
- 委員
今まで何か問題が生じたケースはあるんですか。
- 実施機関
情報管理という点では生じていません。
特に質疑はなく、原案どおり答申書を取りまとめることで了承。
(4)個人情報保護に関する最近の動きについて
事務局から、番号法の概要及び今後見込まれる業務(宮崎県個人情報保護条例の一部改正及び個人情報保護審議会における特定個人情報保護評価の承認)について説明を行なった。
(5)個人情報保護制度の運用状況について
平成24年度の運用状況について、事務局から説明を行なった。
- 書面による開示請求の受付請求件数は48件で、決定内容は、全部開示が18件、部分開示が29件、文書不存在による不開示が4件、それ以外の不開示が1件、却下が2件、取下げが1件であった(※1件の開示請求につき、当該請求の内容により複数の保有個人情報が対象となり、それぞれの保有個人情報について決定が行われた例があるため、請求書受付件数と請求に対する決定の件数は一致しない)。
- また、口頭による開示請求(簡易開示)件数は1,176件であった。
- 訂正請求、利用停止請求は該当がなく、不服申立ては1件(知事の部分開示決定に対する異議申立て)あった。
- 質疑・意見なし。
(6)その他(連絡事項)
事務局から、平成25年度に本県で発生した個人情報流出事案について、事案の概要及び再発防止の取組の説明を行なった。
- ア.事案の概要
- イ.再発防止の取組
- 年度当初に注意喚起文書を全庁掲示板へ掲載
- 事案発生後の個人情報の適正な取扱いの徹底通知の発出
- 職員向け説明会における注意喚起
- 特に質疑・意見なし。