トップ > 県政情報 > 広報・広聴 > 県民の声 > 県に寄せられた主な提言と回答(平成31年度及び令和元年度) > ひきこもり地域支援センターの対応について
掲載開始日:2019年9月13日更新日:2019年9月13日
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(性別:女性、年齢:不明)
精神疾患の疑いのある身内の相談をしたところ、治療を優先するため支援対象外と言われた。
引きこもりの原因の大半は何らかの精神的な要因も併せ持っているケースが多いのではないか。これでは相談センターとしてしての意義が薄れるのではないか。
疑いも含めて精神疾患の人は支援対象外という文言は、ホームページのどこにも記載がないが本当に支援対象外なのか。
精神疾患で医療機関に通院中の方は、治療を優先していただいています。ひきこもり地域支援センターは病院やクリニックのように、お薬を処方するなどの治療はできないからです。あくまでも相談での対応になります。
ただし、引きこもりはさまざまな背景がありますので、医療機関を受診したことがない、しかし精神疾患の疑いがあるかもしれないという場合は、一度来所していただいてお話を伺うこともあります。そのうえでやはり精神疾患の疑いがある場合、病気の疑いがある場合は、治療が必要となりますので医療機関をお勧めしております。
また、より多くの引きこもり状態の方や、そのご家族の方からの相談を受けられるよう、あえて対象者は明記しておりません。それゆえ医療機関に通院中の方のご家族から、引きこもりの相談もありますが、その場合、何らかの精神疾患がベースの引きこもり状態だと考えられる場合は医療機関の通院継続をお勧めしています。ただし通院しているからといって、相談は受けないということはなく、通院中の方でも継続的に関わっている方もいらっしゃり、状況にもよりますので、まずは相談してほしいというところがあります。受診していない方で、ご本人が精神疾患かどうかはご家族からみても判断がつかない場合も多いので、とにかく引きこもりについて多くの方に相談していただけるよう、門戸を広げているという理由もあります。
福祉保健部障がい福祉課精神保健担当
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